雑記

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レビュー: ぷしゅ よなよなエールがお世話になります

久々の投稿。

今回は勉強の話ではなく、タイトル通りレビューを書きたいと思います!

本の紹介

今回紹介したいのはこの本です。

ぷしゅ よなよなエールがお世話になります

ぷしゅ よなよなエールがお世話になります

よなよなエール」「水曜日のネコ」などを販売・製造しているヤッホーブルーイングの社長が書いた本で、エールビールを日本に普及させるために試行錯誤した話をまとめたビジネス書です。

感想

ビジネス書って聞くと大層なものをイメージするかもしれませんが、この本は他のビジネス書とは違ってすごく読みやすく「てんちょ」の経験が語られています。(「てんちょ」というのは著者井出さんのニックネームです)

もはやビジネス書というよりかは、ノンフィクションの小説、と言った方が伝わりやすいかもしれません 笑

さすがに小説ほど細かくストーリーがあるわけでもなく伏線が散りばめられているわけでもないですが、とにかく「てんちょ」の心が直接伝わってくるような、そんな文体です。

僕自身そこそこ本は読むのですが、ここまで惹きこまれた本は久しぶりでした。1


詳細は語りませんが、この本の中では「てんちょ」が経験から得た教訓をそれぞれの章でテーマに設定しながら、誰にでも伝わるような文章で読者にも大きな説得力を持って伝えてくれます。

例えば「スキルは挑戦しながら身につければいい」「ファンは100人に1人でいい」など、社会に出ていない自分2でさえ生きていく上での教訓となるような。

といっても堅苦しいものではなく、「てんちょ」のストーリーがあるからこそ柔軟に解釈ができて自らの体験に落とし込めやすい、そんな文章です。

読まなければ分からないと思いますし、簡単に読み切れるとも思いますので、是非みなさん読んでみてください!


  1. 「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」という本も非常におすすめです。

  2. まだ大学生です。社会に出たいような出たくないような…